「なんとなく」を手放したら、頭と心が軽くなった話

Todays Voice

「なんとなく」で続けていること、ありませんか。

始めた時は確かにやりたかったはずなのに、いつの間にか義務感だけで動かしています。違和感には気づいているのに、相手の熱意や場の空気を優先して、見て見ぬふりを続けてしまいます。

私にも、そんな半年間がありました。今日はその話をします。

今年の頭頃から、あるチームプロジェクトに関わっていました。頭では「意味のあることをしている」と分かっていたのに、朝のモーニングページに向かうたび、心のどこかがずっと重たいままでした。理由がはっきりしないもやもやを抱えながら、それでも「続けるべきだ」と自分に言い聞かせていたのです。

手放した瞬間に起きたこと

半年たち、私はそのプロジェクトを手放すと決めました。

決めた瞬間、頭の中にかかっていた薄い霧がすっと晴れていく感覚がありました。だるくて仕方なかった頭と心が、驚くほど軽くなったのです。手放した直後は、正直こわさもありました。積み上げてきたものが崩れてしまう、そんな気がしたのです。でも実際に起きたのは逆でした。信頼している人たちから、自然と新しい仕事の声がかかるようになったのです。

本音を後回しにしていた半年

この半年を振り返って気づいたことがあります。私はずっと、自分の本音を後回しにしていました。違和感を感じても「まあ、これくらいなら」と飲み込んでしまいます。小さな「まあいいか」を積み重ねているうちに、心と体と言葉がバラバラになっていたのです。

声のcampusで大切にしている考え方に、心が変わると声が変わる、声が変わると人とのつながりが変わる、というものがあります。今回身をもって分かったのは、その一番手前にあるのは「心に蓋をしないこと」だということでした。声を届ける前に、まず自分の本音を自分自身が知っている必要があります。

違和感を紙に書き出してみる

小さな違和感は、あなたに何かを教えようとしているサインかもしれません。今、心のどこかに引っかかっていることはありませんか。難しく考えず、その違和感をひとつだけ紙に書き出してみてください。それだけで、頭の中に少しだけ余白が生まれます。

手放したこの週から、私のステージは動き出しました。手放した翌週の1週間に、立て続けに大きな場に立つことになったのです。
人が持てる荷物は決まっている。何かを得るには、まずは勇気と感謝を持って手放すこと。『出入口』と書くように、出たら、入る。

これからしばらく、この1週間で経験したことをひとつずつお話ししていこうと思います。手放したからこそ見えてきた景色を、あなたにも届けられたら嬉しいです。

藤島あやの
PROFILE
藤島あやの
声のcampus 代表

声のcampus代表。想いを届ける司会・ナレーション、対話で人と組織をつなぐ企業研修・ファシリテーションを軸に、ラジオパーソナリティ、大学非常勤講師、経営者インタビューメディア「コントリ」インタビュアーとしても活動中。ビジョンは「声の力で、誰もが自分らしくいきいき輝いて働く社会の実現」。人が定着する組織に必要なのは「理念の浸透」と「相互理解」。そのために必要なのが、聴く・認める・伝えるという”対話の文化”。一人ひとりが主体的に力を発揮し、互いに認め合い助け合える、強く持続的な組織をつくる。すべては、声から始まる。

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